しかし能力というものは、原則として無色のものであると俺は思っている。なんの方向性も与えられずに、能力そのものがみずから形式を獲得し発散されるような状態――それはたとえば、文学や絵画のように――は極めてまれであり、大方の能力は人の喜びのなかに存在する。現実的には、それは仕事以外のかたちで実現されることが難しい。
しかし能力というものは、原則として無色のものであると俺は思っている。なんの方向性も与えられずに、能力そのものがみずから形式を獲得し発散されるような状態――それはたとえば、文学や絵画のように――は極めてまれであり、大方の能力は人の喜びのなかに存在する。現実的には、それは仕事以外のかたちで実現されることが難しい。